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田代のベッドの上に座り、両手をおまたからなかなか離せないでいること約20分。
「はい、せーの・・・・・!」
両膝を立てている私のすぐ向こう側にいる田代の掛け声で、私はまた両手を離そうとするけれど・・・
「やっばり、無理・・・・っ!!」
恥ずかしすぎて、こんなに明るい所でおまたなんて見せられるわけがない。
「おまたなんて見なくていいじゃん・・・。
電気消して普通に進めようよ・・・。」
「お前分かってねーな。
俺、童貞なんだぞ?」
「童貞なのは知ってるよ・・・。」
「童貞ならマ◯コ見てみたいに決まってるだろ。」
「それは彼女になった女に見せて貰ってよ。」
「・・・俺、彼女とか別に必要ないんだよな。」
「ね、知ってる。」
「エロ動画で抜けるし、お前らと遊んでる方が絶対に楽しいし、まず楽だし。」
「ソっちゃんも田代もまずインドア派だしね。」
「そうなんだよ、デートとか考えただけで面倒そう。
お前と兄貴が俺らを連れ出さなきゃ、俺もあいつも部活とバイトと仕事以外はマジで引きこもりの人生だった。」
「いつか私がソっちゃんから卒業出来て彼氏が出来たら、田代のことをにぃに以外連れ出してくれないとか、めっちゃ可哀想なんだけど。」
「お前に彼氏が出来ても普通に遊べるだろ?」
「遊べないでしょ。」
「何でだよ?」
「彼氏が嫌がるんじゃない?
田代は男だもん。」
「俺が男だから何?」
「彼女が他の男と遊んでたら嫌な気持ちになるんじゃない?普通は。」
「俺は普通の男じゃなくて幼馴染みじゃん。」
「むしろ、そっちの方が嫌な人は嫌なんじゃない?
田代の彼女だって幼馴染みの私が田代と遊んでたら嫌な気持ちになるだろうし。」
「彼氏と彼女って面倒くせ〜・・・。」
「でもおまたは見られるんじゃない?」
「お前は彼氏にマ◯コ見せるの?」
「それは・・・分かんない。
私のおまたはそんなに綺麗じゃないと思うから、見られるの恥ずかしいもん。」
さっきよりも両手に力が入った時、田代の両手が伸びてきて・・・
私の両手の手首を握ってきた。
「俺には恥ずかしくないだろ。
お前のマ◯コなんてガキの頃は当たり前のように見てたし。」
「こんな風には見てないじゃん・・・っ!
それに、あの頃とはおまたも変わってるし・・・っ!!」
「お前に毛が生え始めたくらいまでは見てたから、大丈夫だって。」
田代がそう言って、私の手首を握る手に力を入れてきた。
「彼氏には見せるかもしれないのに俺には見せないとか寂しいだろ。」
そんなことを言ってきて・・・
「彼氏に見せるなら俺にも見せろよ。」
そんなことを幼馴染みの田代が大真面目に言ってきて・・・。
「俺らは幼馴染みどころかきょうだいみたいなもんだろ?
今更恥ずかしい所なんて何もないだろ。」
その通りのようなことを言ってきて・・・
更に力を込めてきた田代の両手に従うように、私はおまたから両手を離していった。
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