ナイモノネダーリン/冷酷な旦那様と愛されたい私

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胸を躍らせながら一人、彼の帰りを待っている私の元に─… 【入籍の祝いに、ワインを買って帰る。】 なんて連絡がきて更に舞い上がったところに追加のメッセージが届く。 【ワインに合った料理を沙羅に作ってもらいたいんだが…頼めるか?】 赤なのか白なのか…怜弥さんが買ってきてくれるワインがどんな銘柄のものなのか分からないが、彼に頼られて”NO”という返事をすることはまずありえない。 【ワイン大好きなので嬉しいです!ありがとうございます!料理の支度はお任せください。ちなみに魚料理と肉料理、どちらが希望ですか?】 時間を空けることなく、すぐさま返信すると、、彼もまた素早いレスポンスで答えてくれる。 【メインは肉料理が合うと思う】 お肉料理に合う、ということは赤ワインだろう。 お酒は弱い方では無いが、ワインは酔いが回りやすいので要注意である。それにしても結婚記念日にワインを買って帰ってくるとは─… 、、期待して待っていてもいいのかな?
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