ナイモノネダーリン/冷酷な旦那様と愛されたい私

44/70

549人が本棚に入れています
本棚に追加
/70ページ
放心状態の私を見て、可笑しそうに口角をあげて笑う彼からは色気がダダ漏れている。 「現状、俺に触れられる権利を持っているのは沙羅だけだ。」 「ふれられる、権利?」 「あぁ…仮でも何でも、俺たちは夫婦だ。籍を入れることが決まった時から─…俺は、沙羅以外の女性と関係を持つつもりはなかった」 「…そ、それって」 「強要するつもりはなかったが、沙羅が拒まないなら─…キス以上のことも、求めてもいいか?」 ほらね、やっぱりどう考えても─… 「これが俺の、本心だ」 私には、メリットしかない!!!
/70ページ

最初のコメントを投稿しよう!

549人が本棚に入れています
本棚に追加