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「晶、食べるぞ。」
「うん。」
真斗に呼ばれた俺は、キッチンへ向かった。
「顔赤くないか?」
「真斗があんなことするから//」
「いつもされてるんだろ?」
真斗が溜息をついた。
彼の感情が読めない。
「挙動不審になるくらいなら、俺の事煽るな。それとも、俺と遊びたいの?」
「違う//」
真斗とは他の男とは違う。
俺にとって、特別な人。
「ほんとかな。」
「真斗……?」
「なんてな。早く食べないと麺が伸びる。」
「え……」
「キスされるとでも思ったのか?」
「それは…//」
「お前の遊び相手と一緒にするなよ。」
真斗の視線が痛い。
触れたいのに、触れられない。
この距離がもどかしい。
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