ストーリー①

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ジーガンフ やれやれ……すまん ちゃんぷ ナーディラは 年の割に 賢すぎるというか…… したたかな部分が あってな だが ウソをつくような娘ではない 守護天使の居場所を 知っているというのも 本当だろう 悪いが ナーディラと話し お願いとやらを 聞いてやってくれ ナーディラ あらためて 自己紹介させてくださいね! 私は ナーディラといいます となりのちっこいのは 弟の マルドです ちゃんぷさんには 守護天使さまの居場所を お教えするかわりに 私たちのお願いを 聞いてほしいんです! だって……ちゃんぷさんって とーっても すごい人なんですよね? せっかくだから 頼らせてほしいなって☆ マルド うちの姉ちゃん いつも こんな感じなんだ ボクも 家で こき使われて…… ナーディラ というわけで! まずは 私のお願いを 聞いてくださいっ マルドは その後で お願いします☆ マルド いつもそう 弟は いつも 姉のあと…… ナーディラ ……マルドがうるさくて ごめんなさい! それで 私のお願いなんですが…… ちゃんぷさんたちの国の ケーキを 国王リズク様に 渡してきてほしいんです! リズク様は 甘いものが お好きだって 聞きました でも この国で食べられるものなら 当然 すべて ご存知だと思うんです そこで! 異国から来た ちゃんぷさんなら めずらしいケーキを 用意できるかなって! ……リズク様は ご立派な方です 好きなものを食べて 少しでも 日々の疲れを いやしてほしいなって ジーガンフ 異国……つまり アストルティアの ケーキk オレに いくつか 心当たりがある 聞きたければ 声をかけてくれ ちゃんぷ ナーディラ わあっ 師範 ナイスフォロー☆ というわけで…… ちゃんぷさん お願いしますね! ケーキが用意できたら ここに戻らないで 直接 国王リズク様に お渡ししちゃってください☆
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