翼覆嫗煦
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風を切る 力に満ちた 鋭さの 奥に脈打つ 柔らかな羽根 寒空の下、急ぐ。 雨が降っていないのが幸いだ。 狩った獲物を掴んだまま翔ぶのはリスクが高い。 そのリスクを冒してでも必要な 護るべき存在の元に 一刻も早く。 鋭い視線で辺りを警戒しつつ、飛ぶ。 胸の中には 包み込むべき存在のための 柔らかくも力強い温かさが 脈打ち、膨らんでいる。
親
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