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病院へ付くと、龍平がベッドの上から見ていたのは、空。
「りゅーへいくん…」
この時は、まだ小学生だった2人とも。
「心彩ちゃん!!いつも来てくれてありがとう!!」
それとね、僕のお部屋に人増えるの!!」
あどけない笑顔でお礼を言われたのを忘れもしない。
「そうなの?おともだち、なれるといいね。」
笑顔で、そんな話をしていた。
家に帰っても誰もいないし、幼馴染みのもう一人は、女の子もいた。
名前は、翠川磨実だ。
磨実は、塾やほかの習い事があって、あまり来れてなかったけど、休みの日は来てくれていた。
病院にいることは知っていたから、たまに来てくれていた。
「いいですか?遅くなったら迎え行くので、龍平くんの病院で待っててね?」
弘樹くんが心配をし送迎に来てくれていた。
龍平の病院で話していたら、男の子が来た。
そのこの名前は、椿藍くん。
すぐに、打ち解けていた、龍平が凄いなと尊敬をしていた。
傍には、弘樹くんその日はいて、ウサギの形のリンゴを作って食べていいですよと持って来てくれた。
夕方になり、弘樹くんによしっ、お嬢、今日は帰りますよ。
また、明日1番会いに来ましょ?と優しく言われたのを覚えている。
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