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ここは黒く染められた世界、、、
どんな物も者も染められた。色無き世界。
それを取り戻すために、立ち上がった1人の青年の物語だ。
私は何もかもが黒に染められた世界に違和感を覚えた。
だって、真っ黒なのにみんな普通に生活してる。
昔はもっと色んな色があったのに。
だけど、何をすれば色が変わるのか、全く分からない。
だから、考えに考えた結果、、、
政府に問い詰めることにした。
「なんで黒をそのままにするの?」
政府はそんなことを聞いても答えてくれないだろうと思ったが、案外普通に答えてくれた。
「、、、染め直すのめんどくさいんだもん。それに、科学的にそれは不可能と言われていてー」
まあ、政治しかできない狸のこのおじさんに頼るのは間違いだった。
でも、方法があるなら、それをするしかない。
「神様。お願いします。世界の全ての人の寿命1年を捧げます。なのでどうか。私たちに色を返してください。」
刹那、その神社から色が色彩が戻って行く。
神に声は聞こえた。
「大事なのは言葉じゃない。その考えを行動に移して、みんなの代表になることだ。」
そう私は感じたのだった。
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