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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はっ?!
私は目が覚めた。
ここは・・・どこ?
私は当たりを首を回して見渡した。
・・・ここは?
げえっ?!な、何で私がここに?!
私は、森の木のてっぺんにぶら下がって引っかかっていた。
お、堕ちる!!堕ちる!!堕ちる!!堕ちる!!
私は慌てて翼をはためかせた。
駄目だわ!!木の枝が私の行くてを阻んでる!!
もう一度!!
ばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさばさ!!
すぽっ!!
やっと、木の枝から抜け出せた!!
・・・と思ったら?!
ひゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
私・・・真っ逆さまに堕ちてる?!
ひぇーーーーーーー!!かんべん!!
私は一生懸命、翼をはためかせて身体を宙に浮かせると、バランスをとって地面に降り立った。
あれ・・・私・・・誰?
突然、私の頭の中が消去された気分だ。
何で、ここに居るんだっけ?
翼、
嘴、
身体、
ん・・・私はハト。ハトなの?私?!
私自身の存在すら忘れちゃった!!
どうやら、何らの拍子で私は記憶喪失になったようだ。
しかも、重度と記憶喪失だ。
私がハトである事さえ忘れてしまったからだ。
で、ハトである私が何でここに居るんだ?
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