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梅雨
高校に着く。
そして、キョウマと別れ、クラスに入る。
「お~。タキヤ。おはよう」
「また、馬鹿な事してセンセに怒られたんだって?」
男友達に絡まれる。
「ふざけんなよ。キョウマの悪ふざけに付き合って怒られたんだ。俺は被害者だ」
「なるほどね!!あいつ変わってんもんな」
「確かにそうだな~?前、校舎で爆弾作って、理科室破壊したんだっけ?」
「本人は、悪びれてないんだよな」
「本当、あいつ変わってんもんな。よく、友達続けてるな。タキヤは。凄いよ」
キョウマの悪口が止まらない。
「うるせぇ」
キョウマは、普通の人と違う。
本人は、大真面目で、行動する。
だから、友達がいない。
だが、キョウマは、やめない。
小さな頃からの、友人だが、タキヤの言う事には、話しを聞く。
ピーンポーンパンポーン!!
学校のベルが鳴る。
高橋ヨウコ先生が、教室に入ってきた。
「みんな〜おはようございます〜!!」
おっとりな美人先生だ。
だが、怒ると怖いらしい。
けど、美人で男子生徒のみならず、女子生徒からも好かれている。
ちなみに、独身の23歳の人だ。
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