ピンクの雨

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ピンクの雨

一時間目、体育だ。 俺は運動好きだ。だから、体育の成績は良い。 「今日は、ランニングだ!!お前らの実力を見せてくれよ!」 ゴリ先生とあだ名の先生が、グラウンドに説明する。 「雨が小雨なら大丈夫だ!だが、大雨になったら、体育館でドッジボールをするからな!!真面目に走れよ!!」 雲がどんよりしている。 降りそうだ。 そして、授業開始。 30分?くらい走った。 すると、ドザ〜!!!!と、雨が降った。 男子生徒と女子生徒の2クラス、合わせて、60人が、雨にうたれた。 みな、避難して、カルグ濡れた。 身体をタオルで拭くと、一人の生徒が怒鳴る。 「なにコレ!?みんな、外、見てよ!!」 みんなで、外を見る。 それは、まっピンクの大雨だった。 そして、この雨のせいか、酷い臭い匂いがした。 ゴリ先生が、怒鳴る。 「みな、教室に戻れ!!早く!!」 この雨が、俺たちを、死に近づくなんて思わなかった。
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