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そんな中で、豹だけは烏が思う事も、考えている事も分かるのが不思議だと思う。 烏だけではなく蝶の代わりに説明してくれるのも豹だ。 それは、物心ついた時からで、兄貴と言うよりも、第2の親父みたいな存在であり、尊敬はしている。 「とこで、忍星は?」 「本格的に喧嘩空手を始めたみたいだぞ」 俺の問い掛けに、そう答えたのは、黒戌。 確か、忍星の彼女である女の爺さんが、喧嘩空手道場の師範だと、忍星から聞いた。 考えるより、行動が早い忍星。 兄貴だけどライバル的存在。
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