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「今後、煌蓮が介入する事になるがその前に言っておく。
自白するなら、今のうちだと」
犯人は分かった。
だから、反省する気持ちがあるなら、自白はするだろうと思うのは、俺の情け。
「警察にも介入してもらう。
もちろん、指紋を取る為に」
俺の言葉を聞いた忍星は、花子の腕を掴むと、ズカズカと歩き、体育館を出入口へと向かって行く後ろ姿を見て、すぐに豹に電話した俺。
ワンコールで出た豹が『どうした?』と聞いてきたから、和太鼓の件を話すと『すぐに行く』と言った後、終了した通話。
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