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去年、刃流祭に参加した奴等なら、分かってたはずだ。
俺が長胴太鼓をひたすら練習していた事を。
もちろん、刃流祭に参加した奴等さえも、和太鼓やエイサー太鼓に、パーランクーを大切にしていた。
誰もが自分を変えてぇから誰1人と欠ける事なく刃流祭を成功させる事が出来たんだ。
だからこそ、許せねぇ。
そう思う視線の先にニヤリと笑った女共が居た。
犯人だと証拠があるなら蹴り飛ばしていただろう。
俺の隣に立った花子からも、凄まじい怒りの感情が伝わってきたから、少し冷静になれた俺。
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