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「今日は荷物の整理もあるから、黒戌、煌希を部屋に案内してくれ」 豹の言葉を聞いて、黒戌と一緒に1階のリビングを出て、階段を使い3階に上がる。 「部屋は忍星の隣だ」 そう言ってポケットから鍵を取り出した黒戌が俺に渡して来た。 「何か足りないもんがあるなら、遠慮なく言ってくれ」 その言葉に『あぁ』と答えると、黒戌は、廊下を歩いて行く。 鍵を解除して、中に入れば、ダブルベッドが、存在を現す様に置いてある。 着る物は、全てクロゼットの中。 多分、豹がしてくれたんだろう。 中学を卒業したら、刃流学園に行く。 そこで忍星と話し合いながら、何かを決めれたら思う俺の胸が躍る。
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