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屋上から校舎に入り、階段を下りる花子と俺。 後ろからついて来るのは煌希と豹と黒戌。 1階まで下りた時、前田の姿を見つけ『前田』と名を呼ぶと、近づいて来る。 「豹、アイツが豹の偽者だ」 教えるつもりはなかったが、豹が目の前に現れたら前田がどうするかが気になった。 「忍星、後ろの2人は誰だ?」 俺の傍に来た前田は、偽者を演じても、本人を見た事がないと分かった。 「黒の豹と黒戌だ。そんな事も知らなかったのか?」 俺の言葉を聞いた前田の顔が青白くなる。
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