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体育館の中に居るのは、刃流学園の生徒の奴等。 ステージの脇には、豹、黒戌、忍星、そして花子が居る。 マイクを片手にステージの真ん中に立ち、ザックリと生徒の奴等を見た。 今回の事件に関しての権限は俺にあるから、本来隠している本性を出す。 「あんさ、犯人がどうかなんて関係ねぇんだわ。 もう分かっているからさ」 犯人を探し、身柄を警察に渡すのが煌蓮と言う組織団体。 それはあくまで建前だ。 全ての権限が俺にあるなら、簡単に警察に渡す事はしない。 闇サイトに居る奴等を調べ、接触する俺。 烏にも豹にも報告してねぇが、多分、分かっているはずだ。 徹底的に根っこの部分から潰すのが、俺のやり方。
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