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「敢えて、この場で犯人に伝えるやる。 逃してやるから、逃げてみろよ。 但し、死ぬ覚悟でな」 俺の視界に入ってきた女7人が顔色を変えたのが分かった。 「この時点で、全て煌蓮が仕切る」 震える仔羊を追いかける狼の様な俺。 嫌、鎌を持った死神かもな。 簡単に捕まえたりはしない。 ジリジリと追い詰めるのみ。 切り裂かれた太鼓の金は、親から取り立てる。 まぁ、すぐに行動しないのが、俺のやり方だがな。 だからと言って、そこに執着しない。 あくまでも、自然に任せて行動する。
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