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本来なら、器物損壊として被害を警察に出すのが筋だが、この街にはこの街の暗黙のルールがある。
特に、刃流学園のトップは忍星だ。
俺のやり方が間違えなら、何か指示があるはず。
それがない以上、トコトン俺のやり方を通す。
「犯人になるには、動機があるもんだ。
2年、3年は、去年刃流祭に参加したから、犯人じゃないよな」
ザックリと生徒の奴等を見ながら、話しを進める。
「刃流祭の噂を聞き、刃流学園に入学した奴等も、論外。
だが、伝説になった男である貴島忍星に近づきたい為に入学した奴等なら、動機はあるよな」
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