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忍星の彼女になりたいと考えて刃流学園に来た女共は、花子の存在まで知らなかったはずだ。
本来の目的は、花子の存在を消す事だった。
だが、花子の傍には常に忍星が居る。
トイレにまでついて行くくらいだから、狙う隙がない。
「犯人は、その人じゃないの?」
そう言ってきたのは、狐目の強気の女。
花子を指さしている。
それに反応した忍星が、俺を睨みつけているのが分かり、俺は女に言う。
「今、この場で犯人を特定するとは言ってないから黙ってくんない」
狐目の強気の女は花子を睨みつける様に見ている。
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