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『今日は此処までだ』と言った豹の言葉が聞こえ、俺はマイクを床に置く。
「太鼓の損害賠償金と利息を含め、3000万。
どんな手段を使っても取り立てる。
謝罪なんてモンは受付ねぇ。
思い出は金では買えねぇからな」
そう言ったのは忍星で、花子を連れて体育館から出て行く。
「逃げながら震えて眠れ」
女共にそう告げてから、俺も豹と黒戌と一緒に体育館を後にした。
「煌希、帰ったら烏に自分で報告しろ」
豹が言った言葉に、頷いた俺。
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