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「私は煌蓮の事を知ろうとしなかったから、少し驚いただけ」
「煌希は馬鹿じゃねぇから卑怯な事はしねぇ」
「でも、ポチがまるで死神の様に見えたんだ」
「煌希にとっては最高の褒め言葉になると思うぞ」
「それより、太鼓がないと練習出来ないよね」
「大丈夫だ。俺が手配する」
そんな会話をした後、鞄を持って、花子の爺さん家に向かう為に、屋上を出た俺と花子。
多分、煌希は、豹と黒戌と一緒に煌蓮総本部に戻っただろう。
そして、自分から烏に報告するはずだ。
なら、花子を送ってから俺も煌蓮総本部に戻るとするか。
兄として煌希が、どう報告するかを見届ける為に……
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