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刃流祭が無事に終わってから、俺の周りは騒がしくなった。
『忍星がまさか黒の烏の息子だったとは』と言ったのは、偽物の黒の豹だと偽っていた前田。
他の奴等も同じ事を言うのは、恒例。
「でもなんで早く言ってくれなかったんだ?」
「言ってどうなる?」
「すぐに謝った」
「もう良いだろ?」
そんな会話を前田としているが、俺の隣には花子が居る。
「ねぇ、前田、生徒会長になる?」
突然、そう言った花子の言葉を聞いて『は?』と言ったのは、俺と前田。
意味が分からねぇ。
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