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烏の仕事部屋の前。 ノックなしでドアを開けるのは、いつもの事だ。 そこにある3人掛けのソファには、豹、黒戌、そして忍星が既に座っている。 『烏』と呼ぶと鋭い瞳をパソコンの画面から俺に移した。 「刃流学園内で、器物破損の事件が起きた。 もう既に、犯人は分かっているが、俺的には、すぐに捕まえるつもりはない。 じりじりと追い詰め、恐怖を味わせる。 死にたくなるくらいにな」 「それが、てめぇのやり方なら反対はしねぇ。 サポートに豹と黒戌をつけるから、好きにしろ」
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