(1)

15/29

112人が本棚に入れています
本棚に追加
/147ページ
「刃流学園は、来年から本格的に共学になる。 その為に、やっぱり生徒会と言うものが必要な訳。 でも、在り来たりな生徒会では、つまらないから、生徒会長を前田がやりなよ」 「嫌、それなら忍星がやるべきだろ?」 「それも考えたけど、やっぱり前田が良いと私は思うんだ」 そんな会話を聞きながら『俺がやる』と言えば、僅かに右の口角を上げた花子。 「そうなりますよね」 なんて言った後、俺から離れスキップをしていく花子。 しまった! 花子の作戦かよ。
/147ページ

最初のコメントを投稿しよう!

112人が本棚に入れています
本棚に追加