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「刃流学園は、来年から本格的に共学になる。
その為に、やっぱり生徒会と言うものが必要な訳。
でも、在り来たりな生徒会では、つまらないから、生徒会長を前田がやりなよ」
「嫌、それなら忍星がやるべきだろ?」
「それも考えたけど、やっぱり前田が良いと私は思うんだ」
そんな会話を聞きながら『俺がやる』と言えば、僅かに右の口角を上げた花子。
「そうなりますよね」
なんて言った後、俺から離れスキップをしていく花子。
しまった!
花子の作戦かよ。
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