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やると言った以上は仕方ねぇからこそ、俺は俺のやり方でやる。
来年は煌希も入って来るから、刃流学園を仕切るのもやりやすくなる。
そんな事を思いながら、花子の後を追う。
「花子、待てよ。何処に行くんだ?」
「矢野っちのとこ」
「何か用があるのか?」
「卒業式をどうするか?を聞きにいく」
「まだ、先だろ?」
「普通の卒業式では面白くないんだよね」
そんなやり取りをしながら、矢野が居る棟へと向かう俺は思う。
花子は何処までも楽しませてくれる奴だと。
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