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少ししてて体育館に入って来たポチの背後に真っ黒なオーラを感じたのは、私の錯覚?
「もうすぐ生徒の奴等が来るはずだ。
俺と花子とで見届けるから、好きにしろ」
コロ助の言葉に頷いたポチは、眼鏡を外すとステージ上に上がり、真ん中に立った。
ざわつきながら、次々と体育館に入って来る生徒達に指示しているのは、前田と松竹梅と鶴亀。
そんな中で鋭い視線を感じたけど、敢えて気づかない振りをする。
コロ助も分かったのか、1歩前に出て、私の身体を後ろに隠した。
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