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「俺はまだ経験してないが、刃流祭に参加した生徒は、太鼓がどれだけ大切なモンか分かっているはずだ。 だから、この時点で、2年、3年は論外。 それに2年、3年の中には女も居ないし、犯人も居ない事になる」 ある意味公開処刑なモノの様に思えたのは、私だけではないはず。 1年生の中に居る女子は僅かなのだから。 「損害賠償の金は、煌蓮が親から取り立てる。 借金してでも償ってもらう。 それが無理なら、夜逃げでもする事だな」 そう言った後、ポチはステージから下りて体育館の出入り口へと歩いて行く。
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