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1度立ち上がり、私の身体を挟んで後ろに座ったコロ助が、肩に顎を乗せた後『良いんじゃねぇ』と答えた。 両手を私のお腹の辺りに置いたコロ助の心臓の音が背中越しに伝わり、私の鼓動が加速する。 それを気づかない振りをして、私は頭に浮かんだ事を言葉にした。 「体育祭は校門を飾りつけしたい。刃流学園らしく」 「なら、前田と松竹梅と鶴亀に任せたら良いだろ?」 「う〜ん。それは違う様な気がすると思う」 コロ助が話す度に、息が頬にかかるから多分、私の顔は赤いかも?
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