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日増しに増えるのは、コロ助が好きだと言う気持ち。
だけど、たった1度の青春だから刃流学園のみんなと思い出を作りたいんだ。
「なら、花子の思う様にすれば良いだろ?」
「うん。取り敢えず、おみくじを早く作らないとね」
「そうだな」
そんな会話をしたからと言って、立ち上がる事をしない私とコロ助。
青春の1ページはコロ助で埋められた。
だから、卒業するまでの時間をキラキラと眩しく色褪せない思い出を作りたいんだ。
そんな風に思っていた私は知らなかった。
見えない所でポチが動いている事を……
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