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「来年から生徒会を作るけど、普通の生徒会ではつまらないし、堅苦しい決まりも必要ないと思うんだよね」 矢野が居る理事長室。 ソファに座り、紅茶を1口飲み終えた花子が言った言葉。 「生徒達が自分らしく生活出来れば良いと思いますよ」 「なら、決まり。ところで、卒業式はどうするの?」 「普通に行いますよ」 「生徒会長の言葉が必要なら、貴島君がやるからね」 退屈だな。と思いながら聞いていたが『貴島君』と花子の口から出た事に『あ"?』と言葉が漏れた。
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