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「ちょっと待った。コロ助って誰だ?」 体育館を出た時、そう言った俺の言葉を聞いて、忍星の彼女が忍星を指さした。 「ブッハッ!」 吹き出した俺に足蹴りを喰らわそうとする忍星を上手く交わす。 「ハハハハッ!忍星がコロ助とは。ハハハハッ!」 「それ以上笑ったら殺す」 「嫌々、これを笑わずして何を笑うんだ」 そんなやり取りをしながら、腹が痛いくらいに笑った俺は、気になる事を聞いてみた。 「んで、花子って誰?」 俺の問い掛けに『私』と言った忍星の彼女。
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