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「なら、真琴って呼んで良いよ」
「それはもっと駄目だ」
「藤原さんとは呼ばれたくない」
「仕方ねぇから花子で許す」
まさか、忍星がこんなにも、独占欲が強いとは知らなかった。
校舎の中に入り、階段を上がって行く2人の会話を聞きながら、俺も階段を上がる。
椿学園に居る時は、女とは話さなかった忍星。
その忍星を堕とした花子はある意味無敵なのかもな。
なんて思いながら階段を上がり着いた場所は、まさかの屋上。
しかもログハウスなんてモンがある。
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