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入学式の翌日、花子を迎えに行ってから着いた刃流学園。
「きゃー!忍星様ぁー!」
そんな声が聞こえ、眉間にシワを寄せた俺と『チッ!』と舌打ちした花子。
右手で花子の左手を握ると『止めてぇー!』なんて声まで聞こえ『チッ!』と舌打ちをした俺。
近寄っては来ねぇが、かなりウザい。
屋上にログハウスを建てて正解だった。
『花子、行くぞ』と声をかけ、校舎へと向かう。
「なんかムカつく」
「何がだ?」
「コロ助がイケメンなのが」
「は?」
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