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「6月は体育祭。10月は刃流祭。来年は何が決まるのでしょうね」 なんて事を気楽に言う理事長の矢野は、爺さんの知り合いだとか? あまり興味がないから深くは知らない。 「矢野っち、必要な物が出来た時は、報告する」 そう言った花子が立ち上がると、同じ様に立ち上がった忍星。 俺は、ソファには座ってなかったから、先に理事長室から出た。 「コロ助もポチも気合いを入れて、応援合戦の練習を宜しく」 なんて言った花子の言葉を聞いて『は?』と声が出たのは忍星と同時だった。
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