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「教習所に行くから帰る」
腕時計で、時間を見れば、涼と約束していた時間だった。
忍星にそう告げてから、校門の方へと足を前に進める。
どんな感じで、応援合戦をするのかは、忍星と花子が決めるだろう。
走る事なら、それなりに自信があるが、忍星に勝ったことがない俺。
ふと、何気に向けた視線の先に、花子に文句を言った女と6人の女が居た。
男が大半だから、目立つ。
関係ないと思いながら、足を進めた俺は、気付かなかった。
女達が何をしてたのかを……
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