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おみくじの箱を作る為に、矢野っちに言って段ボール箱を用意してもらった。
中に入れるおみくじは、もちろんお手製。
屋上にあるログハウスの中にコロ助と一緒に居る。
「なぁ、花子」
私の肩に顎を乗せ、見学中のコロ助に『ん?』と返す。
だからと言って、それ以上、何も言わないコロ助。
それを気にする事なく、紙に数字を書いていく。
もちろん、紙も矢野っちに用意してもらった。
ただ、数字を書くだけでは、捻りがないから、大吉、吉、小吉、凶、大凶の文字も入れる。
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