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人は誰でも輝ける。
「黑として輝ける世界…?
巫山戯るな。
人は誰でも輝ける。」
「そんなことあるわけない。
綺麗事はやめとけ黒百合。」
「人は誰しも人を分ける。
陰キャ陽キャ。
天才に凡才。
金持ち、貧困。
分けて何になる?
何になった?
陰キャで何が悪い?
その子には絵を描く才能があるかも
しれない。
陽キャで何が良い?
もしかしたら裏で陰口を言って
いるかも。
でもその子にも必ずすごいことは
ある。
こんなにたくさん言えることがあって、人は輝けないと言うなら、
貴方たちは人として恥だっ…!」
「…。」
彼らは黙った。
「シカトね…。図星か。」
「チッ、お前は黒百合じゃない。
一生顔見せんな…。」
こっちこそ顔みせんなよ?だよっ!!
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