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二話 亀師春
亀師春(かめしはる)だ
「はる!!」
「あ…きよ」
「僕ね!!ゲートを通ることにしたけど、生き残れば
3年後だろうが戻ってこれるんだろ!?
はるたちのさ記憶からはさ僕は消えるんだってでもさ
はるとかさらとかさしっちゃんとかさ僕のことおぼえてくれるとおもってる!!」
「………」
「あとさ、迷惑かもしれないけど聞いてくれる?」
「いいよっ」
「しっちゃんと付き合ってるはるには悪いんだけどさ…
僕ねはるのことが小学5年生から好きだったんだよ…」
「…え…それなんでもっと早く…」
「でもさ、はる聞いてくれなかったでしょ。こんな時になったけど
僕ははるが僕のこと…狭間希世のこと覚えてるって信じてるから
またあえるまでの少し長い時間まっててね?」
「うん…」
「はる!!バイばい!!」
「またね…きよ」
はると話した後
はるは教室の前の扉に背を預けて
ひっそり泣いていた
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