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五話 堺市油井
堺市油井(さかいしゆい)
「ゆいっ!!」
僕は背後から脅かした
「うふゃぁ。希世っ」
「どう?驚いた?」
「うーん」
「どうなの!?」
「驚いた。うまくなったね」
「やった、7年目にしてやっとだ…」
「そんなことよりきよ!!いうことない?」
「…」
「私はあの4人に希世が手を挙げてほしくなかった!!
クラスちがくてたまにしかはなせないけど
たのしかった。いなくなってほしくはないし
毎日話すわけでもない。
家が近くて7年いたら幼馴染って言ってもいいじゃん
なんでよ
なんでいなくなるの…」
あ…ゆいがそんなことおもってたんだ…
「ごめん。でもこれは生き残れれば帰れる。
僕さ体力はないけどそこそこ勉強はできる
悪知恵働くから。戻ってくるって約束する」
「きよ!!絶対だからね!!」
「うん!!またね」
ばいばいと手を振った
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