8.嬉しかったんだから…!!!

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ーーー 田原「あ、安藤さん…?」 田原くんが困ってる。 私が大泣きしてるから。 だって、田原くんが私のことを好きなんて嬉しすぎるし、それに私もやっと気持ちを伝えられた。 嬉しすぎて訳が分からなくて、涙が止まらないよぉぉ(泣)(泣) 田原「な…、泣かないで?」 田原くんが私の頭を優しく撫でてくれた。 ああ…、田原くんの手は魔法の手だ。 私の心をすごく温かくしてくれる…。 しばらくして、涙は自然に止まった。 それまで田原くんはずっと私の頭を撫で続けてくれていた。 安藤「泣いちゃってごめん…。」 田原「ううん、元々俺のせいだし。ごめんね。」 田原くんは優しい。 いつも私のことを気遣ってくれて、本当に感謝だなぁ。 田原「安藤さん…。大事な話があるんだけど…?」 田原くんは、少し緊張したような表情で…、 田原「お…、俺と、付き合ってくれませんか…?」 私は満面の笑みで…、 安藤「…はい!」 どちらともなく、嬉しくて抱き合ってしまった。 田原くん…、田原くん、大好き!!!
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