9.エピローグ

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田原「み…、みさ…」 安藤「田原くん…!」 俺の声は安藤さんの声にかき消されてしまった。 田原「な、なぁに…?」 安藤さんは俺の腕から抜け出すと…、 安藤「抱きしめるなら、前からが良いです…!」 そう言って安藤さんは俺と向かい合い、両手を広げた。 な、な、な、なんて可愛いんだぁぁ!!!! 俺は安藤さんを今度は前からギュッと抱きしめた。 そして、どちらからともなくキスをした。 これは、最高のムードだ…! 田原「み…」 安藤「田原くん、大好き!」 安藤さんが勢いよく抱きついてきて、俺は思わず後ろに転けそうになった…が、なんとか堪えた。 また呼べなかった…。で も、安藤さんがとてもニコニコしてる。 それだけで俺は幸せいっぱいだ。
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