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まだまだ安藤さんといたいけれど、明日もお互い仕事がある。
あまり遅くまでいて安藤さんの明日の仕事に支障がでてしまっては大変だ。
名残惜しいけど帰らなければ…。
玄関で靴を履き…、
田原「じゃあ、またね。」
安藤「うん、またね。」
そう言って安藤さんにキスをした。
これはいつものルーティン。
バイバイする時はいつもキスをしている。
唇が離れた。
帰らなければいけないけれど、帰りたくない。
寂しいなぁ…。
安藤「寂しいなぁ。」
田原「へっ…?」
安藤「田原くんとバイバイするの、寂しいなぁと思って。」
同じことを考えていたなんて…!
今だ…。
言え…!絶対言える!!
言うんだ…!!!!
顔を見られていては恥ずかしいから…、俺は安藤さんをギュッと抱きしめた。
田原「大好きだよ…、美咲。」
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