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鏡で見たわけでもないのに、自分の顔が真っ赤になっているのがとても良くわかる。
そんな赤い顔を安藤さんにに見られないよう、俯きながら安藤さんを抱きしめる腕を緩めた。
田原「じゃ、じゃあまたね…!」
や…、やった…。
ついに安藤さんを名前で呼んだぞぉぉ!!!!
嬉しさで心臓をドキドキさせながらドアノブをまわそうとしたら…、
安藤さんに後ろからギュッと抱きしめられた。
安藤「私も大好きだよ、想介。」
そ、そ、そ、そうすけぇぇぇ!!!!!
なんて破壊力なんだ…。
安藤「ねぇ…?」
田原「ど、どうしたの?」
安藤さんの方を向こうとしたけど、安藤さんがさらにギュッと抱きしめてきたので、振り向けない。
安藤「今日…、帰って欲しくないな…。」
帰って欲しくない…?
ん…???
帰って欲しくないぃぃぃぃ!?!?
安藤「…泊まっていかない?」
と、泊まっていかないぃぃぃぃ!?!?!?
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