9.エピローグ

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鏡で見たわけでもないのに、自分の顔が真っ赤になっているのがとても良くわかる。 そんな赤い顔を安藤さんにに見られないよう、俯きながら安藤さんを抱きしめる腕を緩めた。 田原「じゃ、じゃあまたね…!」 や…、やった…。 ついに安藤さんを名前で呼んだぞぉぉ!!!! 嬉しさで心臓をドキドキさせながらドアノブをまわそうとしたら…、 安藤さんに後ろからギュッと抱きしめられた。 安藤「私も大好きだよ、想介。」 そ、そ、そ、そうすけぇぇぇ!!!!! なんて破壊力なんだ…。 安藤「ねぇ…?」 田原「ど、どうしたの?」 安藤さんの方を向こうとしたけど、安藤さんがさらにギュッと抱きしめてきたので、振り向けない。 安藤「今日…、帰って欲しくないな…。」 帰って欲しくない…? ん…??? 帰って欲しくないぃぃぃぃ!?!? 安藤「…泊まっていかない?」 と、泊まっていかないぃぃぃぃ!?!?!?
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