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「そして、ここもじゅーよーだぜ?」
「なんだ?」
「犯行に及んだのは、田城“だけじゃねー”。3人居た」
「1人は、見張り役か?」
「そーだ、1人は見張り役。そして犯行役と、盗んだ下着を隠す役の3人!」
「俺を殴りかかってきたやつも1人なわけか」
「あぁ、平野か。あいつが見張り役だろーな」
「……なるほどな。でも誰が真犯人か分かった所で、それを突き止める証拠も無い」
「証拠? おめーこの俺を誰だと思ってんだ」
「………………? まさか原田。お前……」
原田は立ち上がり、顔を動かし僕を誘導して動き出す。
そこは教室の後方にある教科書等を入れていたであろうスペースである。
正式な名前はわからないが、縦横30センチ程度の正方形が幾つも並べられた場所と言えば伝わるだろうか。
「ほれ、これだ」
真ん中の1番下に指を差し、そう言う。
そこにあったのは、メロンかスイカでも入るのではないか、と視察出来るレベルに大きいブラジャーと女性物のパンツといった、思春期男子で興味が無い人物がいるのか疑問になる代物、女性用下着上下ワンセットであった。
それらがご丁寧に透明の袋に入れられて梱包されていたのだ。
「おい、これ……!」
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