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「ほら、飲め、そして食え！今日は俺の奢りだ！」
幼なじみの
山本大輔。通称、大ちゃんは
私の好物を
どんどん注文していき
次々と
メニューが運ばれて来て
あっという間に机の上が埋め尽くされた。
「ほら、食べろよ！美穂、ここの焼き鳥好きだろ？」
本来ならここは
柳田くんと来る予定だった焼き鳥。
けれど
当たり前だけど
目の前に柳田くんはいなくて
嫌でもこれが夢ではなく現実だと思い知らされる。
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