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「片瀬!」
「へ?」
「さっきからボーっとしてどうした?」
「え?あ、ごめん」
木藤に呼ばれ
ハッとして我に返った。
「これ、確認よろしくね」
「うん、ありがとう」
書類を
手渡され内容を確認する。
けれど
何度も文章を
読んでも一切頭に入ってこない。
仕事に
集中したいのに
集中できないのは
柳田くんが変なこと言って
私のことを混乱させたりするからだ……。
でも
こんなことくらいで
目の前の仕事に
集中できないなんて私らしくないな……
以前
彼氏と別れた時は
いつもと変わらずに
仕事をすることができてたのにな……
.
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