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「かんぱーい!」
柳田くんと
無事に仲直りでき
なかなか
来ることができなかった
念願の焼き鳥を食べに居酒屋へと来ていた。
「な、なに?」
向かいの席で
片肘をつき
ジーッと私のことを見つめる柳田くん。
「……いや、可愛いなって思って」
「は?」
唐突に
言われた言葉に
思わず頬張っていた
焼き鳥が口からポロッと落ちそうになった。
「普段は、しっかりとした美穂さんが好きなものを無邪気な笑顔で頬張る姿、可愛いですし俺、好きです」
「っ」
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