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まあ
元はと言えば
ここの
焼き鳥を教えてくれたのは
大ちゃんだから
こうして会ってもおかしくはないか。
「あ、会社の人と来てたんだよな。悪い邪魔して」
「彼氏だよ。」
「え、彼氏？」
「そう、私の彼氏の柳田くん。で、彼は私の幼なじみの山本大輔」
「初めまして、柳田です」
「えっと、山本です。……あ、じゃあ、俺戻るな？」
「あ、うん、またね」
大ちゃんは
柳田くんにペコっと
頭を下げ自分の席へと戻って行った。
「実は、大ちゃんはね、私の同期の……って、え、や、柳田くん！？」
さっきまで
向かいの
席に座っていた
柳田くんはなぜか
私の隣の席へと移動していた。
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