二回目の過ち

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二回目の過ち

微エロ注意⚠ ------------------------------------------ ------------------------------------------ 「ちょっと…れん…」 話す間もなくキスされる。 そしてベッドに押し倒され 「嫌?ほんとに?男一人の家に来たんだよ? それに俺が休みの日でリサさんに会える日なんて早々ない…。だから……。風邪うつしちゃったらごめん…。責任取るから…。」 そう言ってキスの続きをする。 たしかに蓮也の言う通りだ。 心配だからという建前で、私はきっと、こうなることを望んでいた。 そう思うと、蓮也のことを受け入れずにはいられない。 蓮也は熱があるのにも関わらず、丁寧に優しくしてくれた。 どうやら蓮也のものは大きいらしく、慣らさないと入らないと思うから、という配慮が垣間見れた。 「もう入れて大丈夫…。」 「んー、まだ。」 そんな会話を幾度か繰り返しているうちに、私は何回果てたであろうか…。 ---------------------割愛------------------- 蓮也は熱があったのに頑張ったせいか、果てた後そのまま眠ってしまった。 私は帰る支度をし、帰路についていた。 ピコピコ♪ 蓮也からだ。 [リサさん、ごめんね寝ちゃって。 今日はありがとう。またね。] (まさか、蓮也ともしてしまうなんて…。でも、何だろう…木村さんの時よりも高揚感がある…。) 芸能人としたことによるものだろうか、 年下と不倫したことによるものだろうか、 それとも、相手が蓮也だからだろうか。 (考えるの一旦やめよ。帰って寝たい。) 今日は遅くなると予め思っていたので 夫に遅くなる旨を連絡しておいたのだ。 そしたら、 [子どもと久しぶりに二人で美味しいものでも食べに、外食するからいいよ] と返信が来ていた。 ありがたいけど、夫の優しさに罪悪感…。 (帰るまでに自分の気持ちを整理しておこう。そして蓮也ともこれっきり…。今度こそ終わりに…。) できるだろうか?という不安をかき消すように リサはヒールの靴で家まで走って帰るのだった。
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